中古オフィスチェアの選び方や注意点を解説。
どこで買うのか?狙い目の時期はいつか?といった基本的なところもしっかり説明していくので、後悔しないオフィスチェア選びにしましょう!
中古オフィスチェアは価格が安いですが制限が多いです。
デメリットを理解して、かしこく選びましょう。
中古オフィスチェアの注意点
中古のオフィスチェアを検討するときに注意すべき点をまとめました。
注意点1:中古オフィスチェアは保証対象外
新品と比較して、中古オフィスチェアの最大のデメリットは保証対象外であることです。
中古で購入した商品はメーカー保証を受けられません。
オフィスチェアは値段が高いものも多いですが、その価値の大部分は保証期間にあります。
高機能で体にフィットするチェアも保証がなければ安心して使い続けることはできません。
以下の表は、メーカーごとの主要オフィスチェアの保証期間です。
メーカー (ブランド) | 保証期間 | 主なオフィスチェア |
---|---|---|
スチールケース | 永久 | リープチェア、シンクチェア |
ハーマンミラー | 12年 | アーロンチェア、エンボディチェア、セイルチェア |
コクヨ | 10年 | イング、ウィザード4、ミトラ2 |
オカムラ | 8年 | コンテッサセコンダ、バロン、サブリナ、シルフィー |
エルゴヒューマン | 5年 | プロ、ベーシック、エンジョイ、フィット |
その他オフィスメーカー | 3年 |
オフィス家具の保証期間は3年が標準でしたが、2022年以降に各社でオフィスチェアの長期保証化が進んでいます。
中古オフィスチェアの価格を見るときは、保証期間も考慮して検討しましょう。
新品オフィスチェアを安く買う方法については以下の記事で解説しています。
注意点2:中古オフィスチェアはカスタマイズやカラーを選べない
当然ではありますが、中古オフィスチェアは、オプションパーツを追加したりカラーを変更することはできません。
中古オフィスチェアは、個人ではなく企業から大量に仕入れることが多いので、汎用性の高い基本的なカスタマイズや無難なカラーの商品が多いです。
具体的には以下のようなオフィスチェアを探しているのであれば中古でも選択肢が多いです。
- ブラック、ブルー
- ファブリック生地(布張りクッション)
- 固定肘
その他のヘッドレストや可動肘が付属している中古オフィスチェアは数が少ないです。
特に、カラーを自由に組み合わせたいのであれば、新品で探すほうが良いでしょう。
注意点3:不具合や不備が分かりにくい
中古オフィスチェアは、どの製品でも多少なりとも劣化が進んでいます。
ネット通販であれば、不具合や損傷の程度は詳しく書かれていますが、専門用語が多く、全てのキズや汚れを把握することはできません。
少しでも分からないことがあれば、販売店に問い合わせしましょう。
特に分かりにくいのが「におい」と「クッションの崩れ」です。
中古でもそれなりの価格になるので、よく確認しましょう。
注意点4:実店舗が少ない
中古オフィスチェアは、可能であれば不具合やキズを実物で確認すべきですが実店舗が非常に少ないです。
さらに店舗在庫が非常に少ないため、実店舗で選ぶのは困難です。
また、法人向けの店舗が多いため、個人では入店しづらかったり、送料が高くなる傾向にあります。
とはいえ、新品オフィスチェアを購入できる実店舗も少ないです。
中古オフィスチェアの選び方
中古オフィスチェアを検討するときにチェックするポイントをまとめました。
選び方1:激安商品はやめたほうがいい
異常に安い中古オフィスチェアを安易に選ぶのはやめたほうがいいです。
激安商品は使用に問題がある場合が多いので、なぜ安いのかをよく確認してください。
特に調整機能が破損している中古オフィスチェアは役割を果たせないのでやめたほうがいいでしょう。
選び方2:状態ランクの高い商品を選ぶ
中古で購入するのであれば、基本的には状態の良い商品をおすすめします。
状態の悪い商品は価格が安いですが、全体的に劣化が進んでいるので使用中に思わぬ不具合が出てきます。
状態が良い商品でも新品と比較すると十分安い価格で販売されています。
選び方3:年式を確認する
中古オフィスチェアを選ぶときは、年式を確認しましょう。
オフィスチェアは、最低8年間は大きな破損なく安全に使えるように「JOIFA標準使用期間」という基準が決められています。
保証がなくても安全に使える8年以内の年式のものを選びましょう。
年式によって性能や調整機能が違う場合もあるので、古い年式の中古オフィスチェアを購入するときは、自分の希望通りのモデルか確認する必要があります。
選び方4:送料込みで価格比較する
中古オフィス家具は、主に法人向けに販売されているため、個人購入や単品購入では送料が高くなる傾向にあります。
送料込みで価格比較しましょう。
楽天市場なら送料無料の販売店に絞って中古オフィスチェアを探すこともできます。
選び方5:購入後、すぐに動作確認する
中古オフィスチェアを購入したら、すぐに動作確認をしてください。
中古商品は不具合が出やすいです。
たいていの場合、購入後数日以内であれば不具合による返品が可能なので後悔しないようにチェックしておきましょう。
中古オフィスチェアを買う時期はいつが狙い目?
中古オフィス家具は時期によって出品数や価格が違います。
中古オフィスチェアを購入するなら2-3月と6-8月が狙い目の時期です。
2-3月が狙い目の時期
中古オフィス家具は企業から商品を仕入れています。
3月が決算月の会社が多いので、会社をたたんだり、オフィス移転をするために、2-3月はオフィス家具の仕入れが大量になる時期です。
2-3月は、たくさんの商品の中から選べる時期なのでおすすめです。
商品が売れやすい4月に向けて価格も上がりやすいですが、仕入れ過多で価格が安くなる可能性もあります。
商品数が多い時期は売れやすい時期でもあるので、気になった商品があれば売れてしまう前に早めに購入してしまいましょう。
6-8月はセールの時期
6-8月は仕入れも売りも比較的少ない閑散期になります。
価格の見直しが行われたり、在庫整理のためのセールが開催されることもあるので、安い中古オフィスチェアを探しているのであれば狙い目の時期です。
掘り出し物が見つかるかもしれませんね!
中古オフィスチェアはどこで買うのがおすすめ?
中古オフィスチェアを販売している実店舗が少ないため、ネット通販で探すことになります。
楽天市場がおすすめ
中古オフィスチェアを探すなら、楽天市場がおすすめです。
- 各中古オフィスチェア販売店の商品をまとめて見られる
- 「送料無料」などの絞り込みで探しやすい
- 新品と並べて比較しやすい
- ポイントが付与される
上記のようにメリットが多いので、ぜひ探してみてください。
メルカリはおすすめしない
一般的な中古商品の購入といえばメルカリが使いやすいですが、オフィスチェアの場合はおすすめしません。
メルカリは個人か小規模の業者が販売しているので、説明不足な商品も多く、価格設定も不適切です。
もしオフィスチェアに詳しいのであれば、検討の余地はあるでしょう。
大量購入ならオフィスバスターズがおすすめ
中古オフィスチェアやその他のオフィス家具を一括で大量購入するなら「オフィスバスターズ」がおすすめです。
オフィスバスターズは、中古オフィス家具でNo.1シェアとなっています。
法人で大量購入するのであれば公式サイトで相談するのが良いでしょう。
オフィス家具以外にも内装なども行っているのでまとめて依頼できます。
個人の場合は、楽天市場から購入できます。
新品オフィスチェアも検討するなら、「Kagg.jp」などの特化通販サイトのほうが安い場合があります。
オフィスチェアを安く買うには、4サイトで価格比較する
オフィスチェアを探すならAmazonなどの総合ECサイトだけでなく、オフィス家具専門サイトもチェックして比較検討しましょう。
価格・コスパ・サービスを重視するなら、「Amazon」「楽天市場」「Kagg.jp」「アスクル」の4サイトを使い分けるのが良いでしょう。
個人利用
Amazon、楽天市場、Kagg.jp
商品価格・送料・還元ポイントを踏まえて価格比較しましょう。
ちょっとしたイスや有名チェアならAmazonか楽天市場。
国産オフィスメーカー品を探すならオフィス家具専門のKagg.jp。
個人事業主(フリーランス)
Amazonビジネス、楽天市場、Kagg.jp
個人事業主とは、開業届を提出して個人で事業を行っている人のこと。
個人事業主の場合、Amazonビジネスの割引が使えます。
Amazonビジネスは、法人・個人事業主が対象です。
法人
Amazonビジネス、Kagg.jp、アスクル
法人なら、Amazonビジネスの割引が使えます。
オフィス家具だけを購入するならKagg.jp。
小物や消耗品などオフィス関連用品をまとめて購入するならAmazonビジネスかアスクルが良いでしょう。
楽天市場の法人利用は推奨されていません。
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