オフィスチェアやゲーミングチェアのオプションパーツであるヘッドレストを付けるメリットやデメリットについて解説します。
ヘッドレストを付けるメリット
ヘッドレストを付けるメリットは、以下の通りです。
- 正しい姿勢をサポートしてくれる
- 後傾姿勢が取りやすい
- 座った状態での仮眠に最適
正しい姿勢をサポートしてくれる
事務椅子のヘッドレストは正しい姿勢をサポートしてくれるオプションパーツです。
ヘッドレストは体圧分散と首の位置をキープする役割があり、正しい姿勢で座るための頭部のガイドになります。
5kgもの重さがある頭をヘッドレストに預けることで体への負担が少なくなり、ヘッドレストをガイドとして利用することで首が前に傾き猫背になることを防止できます。
正しい椅子の座り方と姿勢については、下記のページで詳しく解説しています。
後傾姿勢がとりやすい
多くのオフィスチェアやゲーミングチェアには背もたれを倒せるロッキング機能(リクライニング)が標準搭載されています。
背もたれに体を預けて少し体を後ろに傾けると、通常の姿勢と比べて体内で空気が循環しやすく作業に集中しやすくなります。
後傾姿勢をとるときにヘッドレストのありなしで、楽さが全然違います。
座った状態での仮眠に最適
ヘッドレストは、その名の通り休憩やリラックスにも使います。
オフィスチェアやゲームミングチェアに座った状態で動画を見たり、ゲームをするという人やチェアをリクライニングさせて仮眠をとることが多い人にヘッドレストは最適です。
体に合っているヘッドレスト付きチェアにリクライニング状態で座ると、とてもリラックスできるため、それだけで眠くなってくる人もいることでしょう。
ヘッドレストを付けるデメリット
- 価格が高い
- ストレッチがやりにくくなる
- 首を痛める可能性がある
価格が高い
オプションパーツとしてヘッドレスト付きのチェアを選択できる商品は、チェアの値段が高いことが多い上にヘッドレストの値段も高くなっています。
さらに、ヘッドレストは固定タイプと可動タイプの2種類があり、可動タイプはさらに値段が高いです。
ヘッドレストのみで数万円することも珍しくありません。
高くても可動式ヘッドレストがおすすめです。
調整できないとあまり意味がないです。
ストレッチがやりにくくなる
良い姿勢をキープしていても、長時間同じ姿勢でいることは体に悪いため、こまめにストレッチをする必要があります。
ヘッドレストはストレッチの邪魔になりやすく、体を伸ばしたり、肩を回すことがやりにくくなります。
チェアに座ってパソコンで事務仕事をしていると、ついつい前のめりになってしまいます。
そんなときに、首をグッと後ろに倒してみたり、腕を上げて体を反らしたりと体を動かす意識をしている人は、かなり邪魔に感じることでしょう。
首を痛める可能性がある
ヘッドレストは、間違った使い方をしてしまうと首や肩を痛める原因になります。
ヘッドレストにもたれた状態で前に出ていると危険なので、正しい位置で使いましょう。
ヘッドレストの正しい位置については、上記ページで解説しています。
ヘッドレストが異常に前に出てるチェアもあります。
使えば使うほど首を痛めるので注意してください。
ヘッドレストは不要?必要?用途別のオススメ
上記のメリットデメリットをふまえて状況別にヘッドレストのありなしどちらがオススメか説明していきます。
正しい姿勢をキープしたい人にはヘッドレスト付きがオススメ
ヘッドレストは、正しい姿勢を維持するためのガイドになるので、しっかりイスにもたれていれば自然と正しい姿勢をとることができます。
ただし、猫背がクセになっていて正しい姿勢をとるのが困難な人はヘッドレストなしタイプを選びましょう。説明は後述します。
映画鑑賞やゲームにはヘッドレスト付きがオススメ
プライベートでも日常的にチェアに座っている人や読書、動画鑑賞、ゲームなどでチェアを使用している場合は後傾姿勢をとることが多いため、ヘッドレスト付きがオススメです。
実際にゲーミングチェアの多くは、ヘッドレスト付きとなっています。
椅子に座っての休憩や仮眠が多い人はヘッドレスト付きがオススメ
ヘッドレストは、休憩するためのパーツでもあります。
ヘッドレストがない状態では、頭を後ろにもたれさせることができないため、首を前に傾けたり、デスクに頭を伏せたりと辛い姿勢で休憩や仮眠をとることもあるでしょう。
ヘッドレストがあれば、後ろにしっかり体と頭を預けることができて、快適にリラックスできます。
猫背が習慣になっている人にはヘッドレストなしの椅子がオススメ
チェアに座っているとついつい猫背になってしまうという人は、ヘッドレストなしのチェアがオススメです。
猫背の状態でヘッドレストを合わせて使用すると首が前に傾きます。
この姿勢を長期間続けることで猫背が悪化するだけでなく、首を痛めたり、ストレートネックになってしまうリスクがあり、危険です。
ヘッドレストを使うなら、前述の正しいヘッドレストの位置に調整してください。
正しく使うなら、姿勢の改善が見込めるのでヘッドレストありがオススメです。
休憩で枕として使うなら、特に危険はないです。
姿勢を変えたりストレッチが多い人はヘッドレストなしの椅子がオススメ
事務仕事などで、長時間同じ姿勢でチェアに座る人にはヘッドレスト付きのチェアを選択しましょう。
正しい姿勢を維持していても長時間同じ姿勢でいること自体が体に悪いです。
ときどき短時間姿勢を変えてみたり、体をぐっと伸ばしたりといったストレッチをするときには、ヘッドレストが邪魔になる場合も多いので、ヘッドレストなしのチェアにするかクッションパーツが小さいものを選ぶと良いでしょう。
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