アーユルチェアー購入後にやること
アーユルチェアー購入後に知っておくべきことをまとめました。
到着時に状態チェック
アーユルチェアーは高価な買い物なので、商品が届きしだい組み立てて状態を確認しましょう。
不良品であれば1週間以内は返品交換対応が可能です。
具体的には、以下の場合に返品交換ができるとしています。
- 違う商品が届いた
- 損傷がある
- 汚れがある
- 不良と思われる
組立ては、想像より簡単だと思います。
脚にシリンダーを挿して座面を乗せて背もたれを挿すだけです。
アーユルチェアーの正しい座り方
公式サイトや説明書より少し踏み込んだ正しい座り方を説明します。
※脚付きタイプの説明になります。
深く座る
背もたれの支柱に向けてお尻をグッと押し込んでください。
背もたれの支柱にお尻が少し当たるぐらいが目安ですが、このとき座面に坐骨が乗っていることを確認してください。
「坐骨」とは、骨盤の一番下の尖っている部分で、お尻にあります。
背もたれはへその裏側
背もたれはへその裏側あたりに調整してください。
腰横の骨盤の出っ張っている部分に合わせても良いです。
使い初めは腰が筋肉痛になることもあるので、背もたれをへそよりも高めに調整しても良いでしょう。
慣れてきたら低くしていきます。
脚を大きく開く
脚は大きく開いてください。
90度前後が目安です。
脚をしっかり開いていないと座面前方のせり上がりが当たって、太ももが痛くなります。
ヒザと足先は同じ向きにして、ヒザを内側や外側に曲げないように注意しましょう。
足裏を床につける
足の裏全体が地面につく高さにチェアを調整してください。
アーユルチェアーは、通常の椅子と違い、坐骨と足裏の4点で体を支えています。
足裏がついていないと、疲れやすく、チェアにも負担がかかります。
調整できない、調整しても届かない場合は必ずフットレストを使用してください。
ヒザよりもお尻が高くなるように調整する
座面昇降タイプの場合、ヒザよりもお尻が高くなる位置にすると血流が良くなりベストです。
しかし、高くしすぎると太ももが圧迫され、痛みや血行不良による脚の痺れの原因になります。
太もも裏が痛い場合は、座面の位置を低くしてください。
ヒザとお尻が同じ高さでも問題ありません。
手やヒジをつかない
自分のヒザやテーブルなどに手やヒジをつかないように注意してください。
アーユルチェアーは、背骨がS字カーブになるようにサポートしてくれますが、バランスをとろうと、手やヒジをつくと前のめりになります。
キーボードを使用したり書きものをしているときは、前のめりになりやすいので注意してください。
デスクにコブシ1個分までチェアを入れる
デスクとチェアの距離が遠いと、猫背や巻き肩の原因になります。
デスクと体の距離がコブシ1個分になるまでチェアを入れましょう。
デスクの高さの目安
デスクの高さは、腕を自然におろして、ヒジを90度に曲げた状態で手をつける高さがベストです。
モニターの高さとの兼ね合いもあるので合わせるのはなかなか難しいかもしれません。
また、同じ姿勢で座り続けるのは体に悪いため、30分から最大3時間程度で立ち上がることが推奨されています。
特に、アーユルチェアーは、正しい姿勢をとり続けることしかできないので、立ち上がることが重要になります。
立ち上がるとデスクの最適な高さも変わるので、完璧を求めるのであれば、高さの違うデスクを用意したり、昇降タイプのデスクを使うのがオススメです。
お尻が痛くなってきたら立ち上がってストレッチしましょう。
モニター位置の目安
モニターの位置はあごを引いて頭が体の上にある状態で目線の真ん中にモニターの上端部分が来る高さが目安です。
デスクの高さとの兼ね合いがあるので、調整が難しいですが、調整できる環境であれば合わせておきましょう。
イスの寿命を延ばすためにやること
座面が分離している、オクトパス、プレミアムモデル(01)、ルナの3種は、間違った使い方をすると座面が破損しやすいです。
以下の3点を守って座りましょう。
- 深く座る
- 足裏を床につける
- 脚を開く
座面の前方部分が特に荷重で割れやすいです。
正しい姿勢で座れば、前方部分に脚が乗ることはないので、破損しません。
姿勢を変えたくなったら立ち上がりましょう。
アーユルチェアー購入から3年経つ前に
公式サイトから購入した場合、アーユルチェアーの保証期間は購入から3年間です。
ただし、改造、移動、落下、火災、天災による故障や転売品、譲渡品は有料修理になります(詳細)。
3年経過する前に破損や不良がないか以下の点をチェックしましょう。
- 座面の裏側は割れていないか
- 座面の昇降機能は正常か
- キャスターは欠けたりしていないか
- 背もたれ調整のハンドル部分は破損していないか
通常使用による破損や不良であれば無料交換対応になります。
新品交換になるので、異常があれば遠慮なくお問い合わせして新品をもらいましょう。
新品交換で保証期間がさらに3年延長されたという噂も…。
うっかりミスでしょうか。
保証期間外で、座面昇降機能を持つシリンダー部の交換やキャスター交換をする際は、下記ページも参考にしてみてください。
これからも大切に使ってくださいね(*´▽`*)
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