デザイン評価が高い、ハーマンミラー(Herman Miller)「セイルチェア」の解説です。
プロの視点から詳しく解説していくので是非参考にしてください。
ハーマンミラー「セイルチェア」のメリット解説
セイルチェアのメリットは以下の通りです。
- オシャレなデザイン
- 動きを制限しない設計
- 12年という長い保証期間
セイルチェアのメリット解説:デザインがオシャレ
セイルチェアの最大のメリットはデザイン性の高さです。
人間工学デザイン
ハーマンミラーが作る「良いデザイン」とは、単に見た目が良いだけではなく、人間工学(エルゴノミクス)に基づいたデザインになっています。
人間工学デザインは、負担が少なく正しい姿勢をキープしやすいデザインです。
簡単に言うと「疲れにくい」ということですね!
セイルチェアは、姿勢をキープしながらも体の動きを邪魔しないデザインになっています。
座りながら肩を回したり、伸びをしたり、自由に動けます。
個性的なデザイン
セイルチェアは、背裏にあるY字型の支柱や背もたれの外側フレームがない点が特徴的です。
軽快さがあり、個性的ながらバランスのとれたデザインです。
オフィスチェアは1日中使うものであり、インテリアの一部として部屋をデザインするパーツでもあります。
良いデザインのオフィスチェアに座ることで、モチベーションが上がります。やる気が出ます。
かっこいい、かわいい、高級感のあるオフィスチェアに座ることで仕事に集中できます。
セイルチェアは、見た目と人間工学の両方の視点から見て 良いデザイン になっています。
セイルチェアのメリット解説:動きを制限しない設計
セイルチェアは、動きを制限しない設計になっています。
ヘッドレストがない
セイルチェアにはヘッドレストがありません。
これは、ヘッドレストがあることで頭や肩の動きを邪魔することが理由の1つです。
背もたれが低い
セイルチェアの背もたれは一般的なオフィスチェアと比較して低めに設計されています。
座る人の体格にもよりますが、一般的な成人男性であれば肩甲骨のあたりまでしか背もたれがありません。
背面が柔軟に動く
さらに、セイルチェアの背面は柔軟に動きます。
体をひねるとセイルチェアの背面も曲がります。
網目の面積と背もたれの形状を工夫することでほど良い柔軟性とサポート性を両立しています。
これらの特徴によって、セイルチェアに座りながら、自由に体を動かすことができます。
自由に動けるメリット
こまめに体を動かすことで主に2つの効果があります。
- 血流悪化の防止
- 疲れにくい
正しい姿勢で座っていても同じ姿勢を続けるのは体に悪いです。
立ち上がらなくても気軽にストレッチができるのは大きなメリットです。
セイルチェアのメリット解説:12年という長い保証期間
ハーマンミラーのオフィスチェアは12年という長い保証期間が付いています。
一般的なオフィスチェアであれば保証期間は3年なので、3年後からどのくらい長持ちするか不安をかかえながら使うことになります。
12年保証がいかに大きいメリットであるか分かると思います。
ハーマンミラーのオフィスチェアは10万以上する製品ばかりですが、12年壊れないことが保証されているのでコスパはかなり良いです。
この保証だけで数万円の価値があります。
安いオフィスチェアで妥協して都度買い替えるより、
快適なオフィスチェアを長く使うほうがおすすめです。
でも、選ぶのは慎重に。
その他のメリット
- 正しい姿勢をキープしやすい
- 有名ブランドチェアであること
- コンパクトなサイズ
- 通気性が良い
- 前傾チルト機能
- 耐久性が高いこと
ハーマンミラー「セイルチェア」のデメリット解説
セイルチェアのデメリットは、
- リラックスに向いていない
- 前傾チルトは使わない
- モデルごとの違いが分かりにくい
セイルチェアのデメリット解説:リラックスに向いていない
セイルチェアは、ヘッドレストがなく、背もたれが低いため、リラックス用途にはおすすめしないオフィスチェアです。
セイルチェアに座りながら仮眠をとるのは困難です。
背もたれにゆったりと体をあずけて考え事をしたり動画視聴をしたいなら、他のオフィスチェアが良いでしょう。
セイルチェアのデメリット解説:前傾チルトは使わない
セイルチェアの特徴的な機能の1つに「前傾チルト」があります。
前傾チルトは、座面の奥側が少し昇降することで、姿勢が前に傾く機能です。
セイルチェアの前傾チルト機能は実用的で、座面だけでなく背もたれも連動して前傾します。
しかし、前傾チルトを使うべき場面は非常に限られています。
具体的には以下のような人におすすめです。
- 勉強などノートに書き物をする
- ペンタブを使うイラストレーター
その他の用途ではおすすめできないのが前傾チルトです。
そもそも机に前のめりになる前傾姿勢は悪い姿勢です。
首が前に出やすく、巻き肩になり、猫背になりやすいです。
ノートパソコンでの作業やゲームをするときは、後傾姿勢が基本です。
まずは、意識して前かがみにならないよう注意しましょう。
どうしても前かがみになってしまう人は、前傾チルトを検討するのも良いでしょう!
前傾チルトの代わりにスタンドで目線を上げる
ノートパソコンで前かがみになってしまう原因は画面が低い位置にあるからです。
自宅や職場のデスクなど決まった場所で作業をするときは、ノートパソコンスタンドで高さ調整をしてください。
ワイヤレスキーボードもあると、画面の高さを調整しやすく、画面距離も調整できます。
キーボードは劣化が早いので、2年保証の「ロジクール」で安い製品がおすすめです。
勉強したり、イラストを描く場合も、デスクに傾斜台を置いて目線を少しでも上げましょう!
セイルチェアのデメリット解説:モデルごとの違いが分かりにくい
セイルチェアは、カラーとオプション選択が豊富で複雑です。
その組み合わせは10万通り以上あります。
とくにカラー選択は非常に多くのバリエーションがあるので、好みのものを選びましょう。
といっても、ネット通販や店舗を普通にチェックしているだけでは把握しきれません。
これについては、詳細な選び方を後述しているので参考にしてみてください。
その他のデメリット
- 背もたれにホコリが溜まりやすい
- 背もたれが低い
- ヘッドレストがない
- 座面がきしみやすい
- 強くもたれると肩甲骨が痛くなる
「セイルチェア」はこんな人におすすめのオフィスチェアです
- オシャレなデザインのオフィスチェアを探している
- リラックス用途ではなく、仕事用のオフィスチェアを探している
- 耐久性の高いオフィスチェアを探している
セイルチェアは、楽天市場の正規販売代理店で購入がおすすめ
セイルチェアを購入するときの課題は2つあります。
-
- 価格が高い
-
- カスタマイズが分かりにくい
セイルチェアの販売価格はどの店もほぼ同じです。
ネットショップのポイント還元を利用すれば実質的に価格を抑えることができます。
実店舗でもネットショップでも選択可能なカスタマイズが限られていて、在庫品しか選べないことも多いです。
セイルチェアは、カラーとオプション選択が豊富で複雑です。
その組み合わせは10万通り以上あります。
フレーム2種/背もたれのカラー8種/座面カラー41種/アームの有無/アームタイプ2種/アームカラー7種/脚部3種/キャスター2種/ランバーサポートの有無
楽天市場に出店している「WORKAHOLIC」であれば、カラー選択もオプション選択も満足にできます。
楽天市場なのでポイント還元もあり、おすすめです。
どちらもハーマンミラー正規販売代理店なので、安心して購入できます。
WORKAHOLIC
「WORKAHOLIC」は、高級オフィスチェア専門ショップです。
セイルチェアのカラー選択とオプション選択が網羅されていて、最もおすすめです。
ブラックやホワイトなどのスタンダードカラーであれば、納期が比較的早い「在庫品」を選択できます。
アームタイプは、肘パッドをスライド調整できる「フルアジャスタブルアーム」がおすすめです。
キャスターは、個人宅のフローリングであれば床を傷つけにくい「C7キャスター」にしてください。
オフィスのタイルカーペットなどでは転がりやすい「BBキャスター」にします。
ランバーサポートは、付けなくても姿勢を補助する機能は十分なので、お好みで選択してください。
カスタムオーダーでは、ほぼ全てのカラーを選択できます。
カスタムオーダーは海外受注生産のため、納期は3か月ほどかかります。
オプションのC7キャスターやランバサポートは単品購入で組み合わせ可能です(同時購入限定・後付不可)。
中古オフィスチェアを探すなら「楽天市場」がおすすめ
中古オフィスチェアを探すなら、楽天市場がおすすめです。
-
- 各中古オフィスチェア販売店の商品をまとめて見られる
- 「送料無料」などの絞り込みで探しやすい
- 新品と並べて比較しやすい
- ポイントが付与される
中古オフィスチェアで失敗する前に、選び方や注意点を知っておきましょう。
感想や分からないことがあればお気軽にコメントしてください。