セイルチェアのランバーサポートについて、デメリットや必要性を解説していきます。
セイルチェアのランバーサポートは後付けできないので、よく検討して後悔しないオフィスチェア選びにしましょう。
セイルチェアのランバーサポートが不要な3つの理由
セイルチェアのランバーサポートが必要か不要かについては、最終的には好みの問題になります。
しかし、あえてランバーサポートが不要な理由の根拠を上げるなら以下の3つになります。
ランバーサポートが不要な理由1:セイルチェアのコンセプトに合わない
セイルチェアのコンセプトは、最低限のパーツで最高レベルのデザインとサポートを提供することです。
簡単に言うと、なくても良いパーツは付いていないということです。
セイルチェアは、背もたれの外周フレームですら付いていません。
つまり、元々の設計時点で付いていないランバーサポートはセイルチェアには不要なのです。
セイルチェアは、背もたれの形状を工夫することにより姿勢をサポートする機能が備わっています。
ランバーサポートがなくても、その役割は果たされています。
背もたれは、網目状で柔らかい素材なので、腰が不安定になりそうですが、座ってみると思ったより動きません。
姿勢をキープするための適度な張力があり、体の動きに合わせて追従するというイメージです。
ランバーサポートなしを選択しても、セイルチェアに深く座るだけで骨盤が立ち、正しい姿勢をキープできます。
ハーマンミラーからすれば、ランバーサポートの機能はあるのにランバーサポートないと買ってくれない人がいるからオプションで付けるという感じですね。
ランバーサポートが不要な理由2:セイルチェアのデザインを邪魔する
セイルチェアのランバーサポートは、デザイン面でもあまりおすすめできません。
セイルチェアのシンプルにまとめられたデザインに、ランバーサポートは全く合っていないと言って良いでしょう。
セイルチェアのメリットは、サポート性能を維持しながら高いデザイン性を実現している点にあります。
デザイン重視であれば、ランバーサポートは不要です。
デザイナーの意図に沿うなら、合わないということです。
デザインの良し悪しは好みによるので、参考程度に考えてくださいね。
ランバーサポートが不要な理由3:効果を実感しにくい
セイルチェアは前述の通り、チェア形状によって、腰をサポートしています。
なので、ランバーサポートを付けてもあまり変化を実感できません。
腰の当たる部分が、多少硬くなる程度です。
セイルチェアのランバーサポートは、他のオフィスチェアのように背フレームに固定されているわけではなく、背もたれの裏側に貼り付くように設計されています。
なので、ランバーサポートが強力に腰を支持するわけではありません。
前述の通り、ランバーサポートがなくても十分なサポート機能があるため、このような設計になっています。
ランバーサポートがあると、弾力のある背もたれに平たい板が仕込まれているような感じです。
背もたれの素材に弾力があるので痛くはないです。
セイルチェアのランバーサポートはこんな人におすすめ
セイルチェアのランバーサポートが不要な理由を挙げましたが、もちろんメリットもあります。
簡単に言うと、ランバーサポートは、とにかくサポート機能を重視したい人におすすめです。
後悔したくない人にはランバーサポート付きがおすすめ
セイルチェアのランバーサポートは、よほどデザインにこだわりがある人でなければ、あって困ることはありません。
安物オフィスチェアのように、ランバーサポートが腰に当って痛いということもありません。
セイルチェアのランバーサポートは上下調整も可能なので、使わなければ邪魔にならない位置に調整すれば良いのです。
ランバーサポートを付けようかどうしようかと迷うならば、付けてしまったほうが後悔しないでしょう。
もちろんランバーサポートを付けることで値段は上がります。
必須パーツではないので、予算とのバランスも考えて後悔しない選択をしましょう!
前傾姿勢の人におすすめ
セイルチェアには前傾チルト機能が搭載されています。
前傾チルト機能とは、座面に傾斜がつくことで、体を前に傾けた状態でも正しい姿勢をキープできる機能のことです。
セイルチェアの前傾チルトは座面だけでなく背もたれも前傾します。
前傾チルト使用時に、ランバーサポートがあると腰のサポート効果を実感しやすいです。
「前傾姿勢=書く姿勢」なので、イラストレーター、マンガ家などペンタブで仕事をする人や紙とペンで勉強をしている学生などに特におすすめできるのがランバーサポートです。
ゲーマーやデスクワークをする人で、どうしても前傾姿勢になってしまう人にもおすすめです。
デスクワークやゲームは、後傾姿勢が基本です。
前傾姿勢は首が前に出やすいので注意しましょう。
姿勢が悪い人におすすめ
猫背の人や腰痛持ちの人など、姿勢が悪い人にはランバーサポートがあったほうが良いです。
姿勢が悪いと腰が後ろに出やすく、負担になりがちなので、可能な限りサポートが必要です。
腰当てがあるだけで、腰痛は軽減できます。
オフィスチェアは、正しい姿勢をキープする効果がありますが、姿勢を直す効果はありません。
できれば姿勢が悪いまま座らず、意識して姿勢を正してください。
まずは、お尻を座面の一番奥まで入れることから始めてみましょう。
「セイルチェア」ランバーサポートの必要性まとめ
- セイルチェアのランバーサポートはデザイン重視なら不要
- セイルチェアのランバーサポートはサポート機能重視なら必要
- 必須ではないので、予算とのバランスを考えて後悔しない選択をしましょう
セイルチェアは、楽天市場の正規販売代理店で購入がおすすめ
セイルチェアを購入するときの課題は2つあります。
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- 価格が高い
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- カスタマイズが分かりにくい
セイルチェアの販売価格はどの店もほぼ同じです。
ネットショップのポイント還元を利用すれば実質的に価格を抑えることができます。
実店舗でもネットショップでも選択可能なカスタマイズが限られていて、在庫品しか選べないことも多いです。
セイルチェアは、カラーとオプション選択が豊富で複雑です。
その組み合わせは10万通り以上あります。
フレーム2種/背もたれのカラー8種/座面カラー41種/アームの有無/アームタイプ2種/アームカラー7種/脚部3種/キャスター2種/ランバーサポートの有無
楽天市場に出店している「WORKAHOLIC」であれば、カラー選択もオプション選択も満足にできます。
楽天市場なのでポイント還元もあり、おすすめです。
どちらもハーマンミラー正規販売代理店なので、安心して購入できます。
WORKAHOLIC
「WORKAHOLIC」は、高級オフィスチェア専門ショップです。
セイルチェアのカラー選択とオプション選択が網羅されていて、最もおすすめです。
ブラックやホワイトなどのスタンダードカラーであれば、納期が比較的早い「在庫品」を選択できます。
アームタイプは、肘パッドをスライド調整できる「フルアジャスタブルアーム」がおすすめです。
キャスターは、個人宅のフローリングであれば床を傷つけにくい「C7キャスター」にしてください。
オフィスのタイルカーペットなどでは転がりやすい「BBキャスター」にします。
ランバーサポートは、付けなくても姿勢を補助する機能は十分なので、お好みで選択してください。
カスタムオーダーでは、ほぼ全てのカラーを選択できます。
カスタムオーダーは海外受注生産のため、納期は3か月ほどかかります。
オプションのC7キャスターやランバサポートは単品購入で組み合わせ可能です(同時購入限定・後付不可)。
中古オフィスチェアを探すなら「楽天市場」がおすすめ
中古オフィスチェアを探すなら、楽天市場がおすすめです。
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- 各中古オフィスチェア販売店の商品をまとめて見られる
- 「送料無料」などの絞り込みで探しやすい
- 新品と並べて比較しやすい
- ポイントが付与される
中古オフィスチェアで失敗する前に、選び方や注意点を知っておきましょう。
感想や分からないことがあればお気軽にコメントしてください。