長時間のデスクワークで疲れないためには、家庭用のシンプルなイスよりも腰痛対策や正しい姿勢維持ができるオフィスチェアが必須です。
本ブログ記事では、自宅用やカジュアルオフィスにオススメする、安い上に性能が良いコスパ最強オフィスチェア10脚を紹介します。
特徴あるオフィスメーカー品は網羅しているので、予算内で最高のチェアが必ず見つかります!
こんにちは!元オフィス家具販売員のぺんさんです。
オフィスチェアの特徴からデメリットまで詳しく解説していきますよ(*´▽`*)
- 3万円以下で買える高コスパチェア比較表
- コスパの良いオフィスチェアの選び方
- オフィスチェアを安く買うには、4サイトで価格比較する
- 自宅用3万円以下のおすすめオフィスチェア10選
- まとめ
3万円以下で買える高コスパチェア比較表
本ブログ記事で紹介している各チェアの詳細情報をリスト形式でまとめました。
サイズや機能を比較検討したい場合に活用してください。
名称 | エントリーチェア | ネクシスM01チェア | G-130チェア | シンクス2チェア | No.290チェア | KA-2100チェア | シルフィードチェア | エルアチェア | オプティチェア | トレーヴォチェア |
メーカー | コクヨ | プラス | バウヒュッテ | 生興 | ライオン | イナバ | ライオン | コクヨ | コクヨ | ガルト |
素材 | 背フレーム:強化ナイロン 背面:ポリエステル、メッシュ 座面:ポリエステル 座クッション:ウレタンフォーム 脚部:強化ナイロン キャスター:ナイロンキャスター | 背フレーム:樹脂成型品 背面:ポリエステル、メッシュ 座面:ポリエステル 座クッション:ウレタンフォーム 脚部:樹脂成型品 キャスター:ナイロン | 背フレーム:ポリプロピレン 背面:ポリエステル、メッシュ 座面:ポリエステル 座クッション:ウレタンフォーム 脚部:ナイロン キャスター:ナイロン | 背フレーム:ナイロン樹脂成型 背・座:ポリエステル、メッシュ 脚部:アルミダイキャスト キャスター:ナイロン | 背・座:ポリエステル 背・座クッション:モールドウレタン 脚部:PA樹脂成型品 キャスター:ナイロン | 背・座:布 脚部:樹脂成型品 キャスター:ナイロン | 背・座:ポリエステル 背クッション:ウレタンフォーム 座クッション:モールドウレタン 脚部:PA樹脂成型品 キャスター:ナイロン | 背・座:ポリエステル 背クッション:スラブウレタン 座クッション:モールドウレタン 脚部:強化ナイロン キャスター:ウレタン | 背・座:ポリエステル クッション:モールドウレタン 脚部:樹脂 キャスター:ウレタン | 背・座:PUレザー 脚部:スチール キャスター:ナイロン |
機能 | ランバーサポート ランバーサポート位置調節 ランバーサポート強弱調節 シンクロロッキング ロッキング固定可(初期位置のみ) ロッキング強弱調節 座面上下昇降 座面前後スライド | ランバーサポート ランバーサポート位置調節 シンクロロッキング ロッキング強弱調節 座面上下昇降 | ランバーサポートクッション 背座一体ロッキング ロッキング固定可(初期位置のみ) ロッキング強弱調節 可動肘(跳ね上げ式) 座面上下昇降 着脱式座クッション | シンクロロッキング ロッキング固定可(3段階) ロッキング強弱調節 座面上下昇降 | 背ロッキング ロッキング強弱調節 座面上下昇降 | 背ロッキング ロッキング強弱調節 座面上下昇降 | 背ロッキング ロッキング強弱調節 座面上下昇降 | 背ロッキング ロッキング強弱調節 座面上下昇降 | 背ロッキング ロッキング強弱調節 座面上下昇降 | 座面上下昇降 |
カスタム | ホワイトフレームに変更 固定ヘッドレスト 可動肘(昇降) アルミ脚に変更 | 可動ヘッドレスト(昇降・角度) 固定肘 ※一部販売停止のため入手困難 | なし | なし | ビニールレザーに変更 固定肘 | ビニールレザーに変更 ハイバックに変更 固定肘、可動肘(昇降) | ビニールレザーに変更 ハイバックに変更 固定肘、可動肘(昇降・前後) | 本体カラーをホワイトグレーに変更 固定肘 エコPVCレザーに変更 ナイロンキャスターに変更 | ハイタイプに変更 固定肘 | なし |
重さ | カスタムなし:13.7kg フルカスタム:16.6kg | 11kg | 14.7kg | 12.6kg | 9.8kg | 不明 | 14.2kg | 不明 | ロータイプ:9.7kg ハイタイプ:10.4kg | 6.5kg |
サイズ | 強化ナイロン脚タイプ 脚幅:67.5 奥行:57-61 高さ:95-104.5 座面:幅49x奥行43-47 座面高:43.5-53 肘付きタイプ 肘外幅:63.5 肘高:62-71.5 ヘッドレスト付きタイプ 高さ:113-122.5 アルミ脚タイプ 脚幅:70 奥行:57-61 高さ:93-102.5 座面:幅49x奥行43-47 座面高:41.5-51 肘付きタイプ 肘外幅:63.5 肘高:60-69.5 ヘッドレスト付きタイプ 高さ:111-120.5 | 脚幅:62.3 奥行:57 高さ:93.5-103 座面:幅47.5x奥行46.5 座面高:41.3-50.8 | 脚幅:67.5 奥行:68 高さ:92.5-98 座面:幅47.5x奥行48.5 座面高:39-44.5 肘外幅:67.5 肘高:58-63.5 | 脚幅:66 奥行:59 高さ:88.7-97.7 座面:幅44x奥行47 座面高:42.7-51.7 肘外幅:620 肘高:61.7-70.7 | 脚幅:53.5 奥行:48.15 高さ:77.5-88 座面:幅42x奥行40 座面高:39.5-50 | ローバックタイプ 脚幅:60 奥行:53.5 高さ:80-91 座面:幅48x奥行44 座面高:41-52 ハイバックタイプ 脚幅:60 奥行:54.5 高さ:89.5-100.5 座面:幅48x奥行44 座面高:41-52 固定肘タイプ 肘外幅:57.5 肘高:60.5-71.5 可動肘タイプ 肘外幅:58 肘高:60.5-72 | ローバックタイプ 脚幅:61 奥行:53.6 高さ:80-91 座面:幅48x奥行44 座面高:41-52 ハイバックタイプ 脚幅:61 奥行:54.6 高さ:89.5-100.5 座面:幅48x奥行44 座面高:41-52 固定肘タイプ 肘外幅:58 肘高:60.5-71.5 可動肘タイプ 肘外幅:62 肘高:60.5-79.9 | 脚幅:63 奥行:56 高さ:81.5-90.5 座面:45.5x41.5 座面高:41-50 肘外幅:54.5 肘高:60.5-69.5 | ロータイプ 脚幅:63 奥行:63 高さ:81.5-90.5 座面:幅45.5x奥行41.5 座面高:41-50 ハイタイプ 脚幅:66 奥行:66 高さ:86-101 座面:幅45.5x奥行41.5 座面高:45.5-60.5 固定肘タイプ 肘外幅:54.5 肘高:60.5-69.5 | 脚幅:57 高さ:71-79 座面高:43-51 |
カラー | ブラックフレーム 背ブラック/座ブラック 背ブラック/座ブルー ホワイトフレーム 背グレー/座グレー | ブラック | ブラック レッド ブルー グリーン | ブラック ホワイト ワイン | 布張りタイプ グレー グリーン ブルー レザー張りタイプ ブラック グレー ブルー | 布張りタイプ ブラック グレー レッド イエロー ライム ダークグリーン ブルー ダークブルー レザー張りタイプ ブラック ライトグレー ライトブルー | 布張りタイプ 背ブラック/座ブラック 背ファイアレッド/座ブラック 背シャインオレンジ/座ブラック 背ムーンイエロー/座ブラック 背フレッシュライム/座ブラック 背プラネットブルー/座ブラック レザー張りタイプ ブラック ライトグレー ブルー | 布張りタイプ 本体カラー:ブラック/ホワイトグレー ブラック ライトグレー ソフトベージュ シグナルレッド ペールテラコッタ ディープグリーン ライトオリーブ ネイビー ホワイトターコイズ レザー張りタイプ 本体カラー:ブラック ブラック 本体カラー:ホワイトグレー ライトマリン | ブラック ネイビー ライトオリーブ 背ライトグレー/座ホワイトターコイズ 背ライトグレー/座ペールテラコッタ 脚部カラー ブラック ホワイトグレー | ブラック ベージュ |
名称 | エントリーチェア | ネクシスM01チェア | G-130チェア | シンクス2チェア | No.290チェア | KA-2100チェア | シルフィードチェア | エルアチェア | オプティチェア | トレーヴォチェア |
コスパの良いオフィスチェアの選び方
3万円以下のオフィスチェアは、標準的な機能は揃っていますがどれも一長一短です。
予算が限られているなら、自分にとって必要なポイントを取捨選択することが重要です。
3万円で購入できるチェアに絞って選ぶポイントをざっくり簡単に説明しておきます!
3万円のオフィスチェアとは
オフィスチェアは、激安商品から高級品までさまざまです。
その中でも、個人でも無理なく購入できて、耐久性のあるオフィスメーカー品も選択肢に入れるなら、3万円程度が妥当な予算ラインになります。
3万円程度のオフィスチェアは、上下昇降や背もたれのロッキング機能のような基本的な機能を搭載しています。
また、カラーやレザー張りを選択できたり、アームレストなど追加でカスタマイズできる価格帯になります。
このブログ記事では価格が1-3万円のオフィスチェアを紹介しています。
1万円以下の激安オフィスチェアは、低耐久低品質です。
特に、安物のメッシュ系やランバーサポート付きは後悔します。
「座れればなんでも良い」という感覚で購入するなら良いかも。
偽物を買うのはリスクが高い
3万円以下のオフィスチェアを通販サイトで探すとアーロンチェア、エルゴヒューマンのような高級チェアのデザインやコンセプトをマネた安価な偽物や類似品がかなり多く出回っています。
一見するとお得なようにも見えますが、結局作りが甘いので耐久性の低さや体に合わない設計であったりとリスクが高いので注意してください(特にメッシュ系のチェア)。
ぺんさんは、偽物も色々座りましたが良い思い出はありません。
だいたいどこかしら痛くなります(´;ω;`)
とはいえ、どれが本物で偽物で類似品なのかはある程度オフィス家具の知識がなければ分かりません。
その上、個人の場合はオフィス家具の購入経路が限られていて本物の選択肢が非常に少ないのが現状です。
そのような事情もあり、オフィス家具を探すのであれば、後述の「Kagg.jp」をオススメします。
耐久性の見分け方
オフィスチェアを購入する上で最も重要なポイントの1つは耐久性でしょう。
耐久性が高ければ買い替えをしなくて済むのでコスパも高くなります。
耐久性の1つの目安になるのが保証期間です。
なぜなら、保証期間を設定している製品では、少なくともその期間内は破損することなく使えるように設計されているからです。
耐久性が気になる場合は、JOIFA会員企業のオフィスチェアがおすすめです。
JOIFA会員企業のオフィス家具は、基本的に8年間事故やケガに繋がる破損がないように設計されていて、3年保証が標準で付いています。
3年保証といっても、パーツごとに保証期間が決められています。
3年保証の詳細は下記のようになっています。
保証期間 | 部位 | 保証内容 |
---|---|---|
1年 | 外観/表面仕上げ | 塗装やプラスチック材の変色・退色。 レザーや布部分の摩耗。 |
2年 | 機構部/可動部 | 昇降機構などの可動パーツ。 |
3年 | 構造体 | 強度や構造体にかかわる破損。 |
JOIFA会員企業のオフィスチェアであれば、1年は新品同様に使うことができ、3年間は使用に問題のある破損がないと推定できます。
保証期間内の破損であれば無償修理を受けられます。
国内の有名オフィス家具メーカーのほとんどがJOIFA会員企業です。
JOIFA会員企業ではないメーカーの例としては「サンワサプライ」など。
サンワサプライは日本のメーカーですが、パソコン周辺機器がメイン事業ですね。
別記事のJOIFA会員企業リストも参考にしてください↑
張り地の種類
オフィスチェアの背面や座面の生地(張り地)には、代表的なもので以下の3種類があります。
- 布張り
- メッシュ張り
- レザー張り
メッシュ張りが良い?
メッシュ張りは通気性が良く人気ですが、3万円以下のチェアでは設計が甘い製品も多く注意が必要です。
安価なメッシュ生地は摩擦で劣化しやすく長持ちしません。
張りが弱いとフレーム部分が背中や太ももに当たり痛くなる場合があります。
張りの強いメッシュ生地は丈夫ですが、好みが分かれます。
3万円以下でメッシュ生地を選びたいのであれば、背面のみメッシュタイプのチェアがオススメです。
背面は座面よりも負荷がかからないため、劣化しにくく、通気性という点では背面メッシュで十分です。
背面メッシュが良ければエントリーチェア、ネクシスM01チェアのどちらか。
オールメッシュならシンクス2チェアが良いでしょう。
合成皮革は2種類ある
3万円以下のオフィスチェアの場合、レザー張りであれば本革(天然皮革)は採用されず、合成皮革(人工皮革)になります。
合成皮革は、水や汚れに強いので自宅用に購入するチェアとしてはオススメです。
合成皮革はさらに2種類に分けられ、ビニールレザー(PVCレザー/塩化ビニルレザー)とポリウレタンレザー(PUレザー)があります。
ポリウレタンレザーの方がランクの高い素材で本革に近い風合いと柔らかい素材感が特徴です。
レザー張りのチェアが良ければNo.290チェア、KA-2100チェア、シルフィードチェア、エルアチェア、トレーヴォチェアの5つから選びましょう。
トレーヴォチェアはポリウレタンレザーを使用しています。
※レザー変更は追加料金が掛かる場合もあります。
ナイロンキャスターは危険!
3万円以下のオフィスチェアでは、ほとんどのキャスター素材がナイロンとなっています。
ナイロンキャスターは、硬い素材でフローリングなどの床材を傷つけるため、別途ウレタンキャスターの購入が必要です。
↑キャスターの交換方法や種類については別記事で解説しています。
最初からポリウレタンキャスターが付いているチェアが良ければエルアチェアかオプティチェアがおすすめです。
どのメーカーが良い?
今回紹介するオフィスチェアの中では「コクヨ」がオススメです。
コクヨは国内オフィス家具メーカーの中でもトップ企業なので、安心感があり、機能性の良い製品が多いです。
無名メーカーや家庭用家具メーカーのチェアはデザインが良いものが多いですが、1日中座ることを前提に作られていないので、耐久性が低いです。
ただし、メーカーが全てではないので各製品の特徴を把握してから自分の好みに合うものを購入すれば良いでしょう。
↑各メーカーの特徴については別記事にてまとめています。
コクヨのチェアが良ければエントリーチェア、エルアチェア、オプティチェアの3つから選びましょう。
オフィスチェアを安く買うには、4サイトで価格比較する
オフィスチェアを探すならAmazonなどの総合ECサイトだけでなく、オフィス家具専門サイトもチェックして比較検討しましょう。
価格・コスパ・サービスを重視するなら、「Amazon」「楽天市場」「Kagg.jp」「アスクル」の4サイトを使い分けるのが良いでしょう。
個人利用
Amazon、楽天市場、Kagg.jp
商品価格・送料・還元ポイントを踏まえて価格比較しましょう。
ちょっとしたイスや有名チェアならAmazonか楽天市場。
国産オフィスメーカー品を探すならオフィス家具専門のKagg.jp。
個人事業主(フリーランス)
Amazonビジネス、楽天市場、Kagg.jp
個人事業主とは、開業届を提出して個人で事業を行っている人のこと。
個人事業主の場合、Amazonビジネスの割引が使えます。
Amazonビジネスは、法人・個人事業主が対象です。
法人
Amazonビジネス、Kagg.jp、アスクル
法人なら、Amazonビジネスの割引が使えます。
オフィス家具だけを購入するならKagg.jp。
小物や消耗品などオフィス関連用品をまとめて購入するならAmazonビジネスかアスクルが良いでしょう。
楽天市場の法人利用は推奨されていません。
自宅用3万円以下のおすすめオフィスチェア10選
それでは、予算3万円以下で購入できるコスパの良いオフィスチェアを紹介していきます!
コクヨ「エントリーチェア」コスパ最強オフィスチェア
「エントリーチェア」(entryシリーズ)は、コクヨが販売する、まさにオフィスチェア入門用の在宅ワーカーや個人向けに開発された高コスパチェアです。
高機能でデザインも良く、カスタマイズの選択肢が豊富です。
2万円代で購入でき、可動肘を追加しても3万円以内に収まります。
エントリーチェアのメリット
- コクヨなのに低価格
- 高機能
- 豊富なカスタマイズ
- 背面メッシュ
- デザインの良さ
- 3年保証
エントリーチェアは「コクヨ」が販売する中でもかなりリーズナブルな価格です。
高機能でデザインも良く、価格以上の満足感を得られます。
機能面では、太ももを圧迫しない自然な後傾姿勢ができるシンクロロッキング、PC作業時の前傾姿勢に最適な座面前後スライド、腰を支える調整可能なランバーサポートなどがあります。
カスタマイズの選択肢も豊富で、可動肘やヘッドレストまで追加できます。
背面がメッシュなので通気性も良く、全体的に安く見えない軽快なデザインになっています。
コクヨ製品なので例外なく3年保証が適用され安心して使えます。
エントリーチェアのデメリット
- コクヨ製品としては耐久性が低い
- 硬いランバーサポート
エントリーチェアは、コクヨ製品の中では比較的耐久性が低めで、初期不良の報告もあるので、荷着時にはよく確認してください。
細かい部分でコストカットしているため「コクヨ」というネームバリューを妄信して購入すると不満が残ることでしょう。
しかし、価格を考慮すると十分な耐久性と性能ではあるので、これ以上を求めるのであれば予算を上げるべきです。
ランバーサポートはプラスチック素材なので硬めです。
位置や強弱調整もできますが、硬いので人によっては少し痛いかもしれません。
プラスチックは劣化も早いです。
プラス「ネクシスM01チェア」腰痛サポートもできる高コスパチェア
プラス(PLUS)の「NEXIS M01(ネクシスエム01)シリーズ」は、クッション性のあるランバーサポートとシンクロロッキングが特徴のオフィスチェアです。
価格は2万以下に収まります。
ネクシスM01チェアのメリット
- 背面メッシュ
- クッション付きランバーサポート
- シンクロロッキング
ネクシスM01チェアは、通気性の良いメッシュ生地と小ぶりなランバーサポートが上手く共存しています。
ランバーサポートはクッション付きで位置調整もできるので、どんな人にも適合します。
後傾姿勢では、背面と座面後方が別々に動作するシンクロロッキングを搭載しているため、太ももを圧迫せず、しっかりリラックスできます。
ネクシスM01チェアのデメリット
- カスタムが困難
ネクシスM01は、本来可動式のヘッドレストや固定肘をカスタムで追加できる製品ですが、カスタムパーツの生産数が少なく入手困難となっています。
Amazonで、ヘッドレスト付きや肘付きが購入可能な場合もあるので要チェックです。
バウヒュッテ「G-130チェア」テレワーク専用のゲーミングチェア
バウヒュッテ(Bauhutte)のG-130シリーズはゲーミングチェアですが、テレワーク用に開発されたオフィスチェア寄りの製品になっています。
省スペースと小柄な人でも使いやすい低座面設計であることが特徴です。
価格は2万円前後です。
G-130チェアのメリット
- 省スペース設計
- 低座面
- 着脱式クッション
- 背面メッシュ
バウヒュッテG-130チェアは、在宅ワークでの使用を前提にしているため、限られた設置スペースでも導入しやすいサイズになっています。
アームレストは跳ね上げ式で、テーブル下にしっかり収めることができます。
座面の高さは39-49.5cmで、身長154-177cmの人に適しています。
低身長や短足の人に相性が良いチェアです。
座クッションはマジックテープで固定されていて、取り外し可能です。
ゴミ詰まりが多い座面端の隙間も簡単に掃除できるので、便利です。
また、クッション材は高耐久のモールドウレタンで長持ちします。
背面はメッシュ生地で通気性が良いですが、付属のランバーサポートクッションを使用するとメリットはあまり活かせません。
G-130チェアのデメリット
- ゲーミングチェアらしさに欠ける
- 付属の背面クッションが余計
ゲーミングチェアの大きな特徴である180度リクライニングや安定感のある曲線的な背面形状はG-130チェアでは排除されています。
アームレストも高さや前後の調整機能がなく、サイズ相性が気になります。
その代わりとして、省スペースな設計になっています。
デスクワーク向きのオフィスチェアよりも、リラックスできて多機能なゲーミングチェアを検討している人には不向きです。G-130はリーズナブルなオフィスチェアと言ってよいでしょう。
バウヒュッテのゲーミングチェアを探す(Kagg.jp) >>
大判のランバーサポートクッションが付属していてお得感はありますが、このクッションがあるために背面メッシュの通気性の良さは活かせず、バンドが付いていない点も不便です。
クッションサイズが大きすぎるので、姿勢をキープする用途では適合しにくい形状です。
生興「シンクス2チェア」丈夫なオールメッシュチェア
生興(SEIKO FAMILY)の「シンクス2(SHI-NX2)」シリーズは、背面から座面までオールメッシュで通気性が良く、機能性耐久性も十分。
フレームデザインもおしゃれです。
とにかくメッシュが良いという人にオススメのチェアです。
価格は2万円前後。かなりコスパが高いです。
Kagg.jpでは個人でも購入可能です。
シンクス2チェアのメリット
- オールメッシュ
- エラストメリックメッシュ
- ロッキング機能が充実
- 丈夫なアルミ脚
- 3年保証
シンクス2チェアの最大のメリットは背面から座面まで全てメッシュ生地を取り入れていることです。
通気性が良く夏でも快適に座れます。
リーズナブルな価格ですが、高級チェアのエルゴヒューマンにも使用されている「エラストリックメッシュ」という素材を使用していて、耐久性に優れます。
安いメッシュチェアの欠点は摩擦による劣化が早いことですが、シンクス2チェアなら安心して使えます。
後傾姿勢で太ももを圧迫しないシンクロロッキングを搭載していながら、ロッキング角度は3段階に固定でき、デスクワーク中のリラックスにも向いています。
脚部はアルミダイキャストを使用していて、耐久性がありデザインも高級感が出ます。
オフィスメーカーなので3年保証もついています。
シンクス2チェアのデメリット
- 肘が固定
かなりコスパの良いチェアですが、固定肘なのが惜しい点です。
肘なしが良ければネジ止めなので簡単に取り外しが可能です。
ライオン「No.290チェア」自宅に置けるコンパクトチェア
ライオン(LION)が販売する「No.290シリーズ」は、スタンダードなオフィスチェアに見えますが、足元がかなりコンパクトに設計されています。
価格は2万円弱です。
No.290チェアのメリット
- 脚元がかなりコンパクト
- 国産メーカーの耐久性
- 3年保証
- レザーも選択できる
NO.290チェアの最大のメリットはとにかく脚幅が狭いことです。
脚幅53.5cmで、これより脚がコンパクトなオフィスチェアはなかなかありません。
チェアを置くスペースが少ない場合や脚部が他の家具にガチガチ当たるのが気になる人にオススメです。
「ライオン」は国内オフィスメーカーでは中堅レベルなので、耐久性については信頼度が高いです。
張地も丈夫で背座ともに高耐久のモールドウレタンクッションを採用。
3年保証も付いているので長く使えます。
カスタマイズでは、張地をビニールレザーに変更することも可能です。
レザー生地は掃除がしやすく、汚れが気になる人におすすめです。
No.290チェアのデメリット
- よくある事務椅子的デザイン
NO.290チェアはオフィス向けに製造されているので、デザインはスタンダードな事務椅子という雰囲気です。
自宅に設置するチェアとしては物足りないかもしれません。
イナバ「KA-2100チェア」ハイバックが快適なオフィスチェア
イナバのKA-2100チェアは、リーズナブルな価格でハイバックを選択できるのが魅力です。
背の高い人、背もたれにどっしりもたれてリラックスしたい人にオススメです。
価格は2万円弱でハイバックタイプでも2万5千円以内に収まります。
KA-2100チェアのメリット
- 大きめのハイバック
- 可動肘もあり
- イナバの耐久性
- 3年保証
- 豊富なカラー展開
KA-2100の特徴は、ハイバックタイプの大きな背もたれです。
座面を最大まで上げると1mを超える高さになります。
クッションも厚みがあるので、ゆったりと背を預けることができます。
また、カスタマイズには高さを調整できる可動肘もあるので、様々な人に適合するチェアです。
KA-2100は、「イナバ物置」として有名なイナバグループのオフィスメーカー製品なので耐久性においても信頼できます。
オフィスメーカーなので、3年保証もつきます。
カラーバリエーションの多さも特徴的で、レザータイプも合わせると12種類のカラーがあり、お部屋の雰囲気に合った色を選べます。
KA-2100チェアのデメリット
- ストレッチには不向き
- 事務椅子的なデザイン
大きなハイバックは背中を支えてくれますが、伸びをしたり肩を動かすようなストレッチには不向きです。
デザインはよくある事務椅子という雰囲気です。
カラー選択である程度補えるデメリットですが気になる人もいることでしょう。
ライオン「シルフィードチェア」疲れにくい形状のオフィスチェア
ライオン(LION)のシルフィードチェア(Sylphide)は背面と座面の疲れにくい形状が特徴的なオフィスチェアです。
リーズナブルな価格で疲れにくいものを探している人にオススメです。
価格は3万円前後です。
シルフィードチェアのメリット
- 疲れにくいクッション形状
- 可動肘
- 3年保証
シルフィードチェアの特徴的なメリットは、背もたれと座面の疲れにくい形状です。
背もたれは弧を描くように反っていて、腰の負担を軽減するランバーサポート形状です。
座面前方はゆるやかな傾斜があり、太ももの圧迫を軽減するウォータフォール形状になっています。
カスタマイズには可動肘もあり、可動肘は昇降と前後スライド機能も搭載されているため、様々な人に適合するチェアです。
ライオン製品なので3年保証となっています。
シルフィードチェアのデメリット
- 機能が少ない
シルフィードチェアは、ロッキングと座面昇降などの基本的な機能しかありません。
機能は少ないですが、独自の形状で体の負担を軽減してくれるチェアです。
コクヨ「エルアチェア」11種類のカラーと体圧分散クッション
エルアチェア(Elua)は、豊富なカラー展開と疲れにくいクッションが特徴的なチェアです。
低価格のチェアでは珍しいウレタンキャスターを搭載。
コクヨ製品なので耐久性も高く長持ちします。
価格は3万円以下に収まります。
エルアチェアのメリット
- 疲れにくい特殊加工クッション
- 豊富なカラー展開
- ウレタンキャスター
- 3年保証
エルアチェアは、座クッションにポスチャーサポートスリット加工が施されています。
クッション裏面に溝が入っていて、座った時にお尻部分が少し沈むようになっています。
体圧分散の効果やお尻が滑るのを防ぐため、疲れにくく安定感があります。
カラーバリエーションが豊富で布張りでは9種類、ビニールレザー張りでは2種類の色から選択できます。
さらに、脚部の色も黒系か白系で選択できるので、お部屋の雰囲気に合ったデザインにできます。
標準でポリウレタン巻きキャスターを装備していて、フローリングなどの傷つきやすい床材でも安心して使えます。
ナイロンキャスターも選択できるので状況に応じて変更しましょう。
コクヨ製品なので3年保証付きで耐久性も十分です。
エルアチェアのデメリット
- 機能が少ない
エルアチェアは、ロッキングと座面昇降などの基本的な機能しかありません。
機能は少ないですが、前述のポスチャーサポートスリット加工がされたクッションや後面の汚れを防止する手掛けが付いていたりと細かい配慮がされているチェアです。
コクヨ「オプティチェア」リビングにも置けるおしゃれなカラー
オプティチェア(Opti)は、低価格ながら、おしゃれでかわいらしいデザインが特徴的なコクヨのオフィスチェアです。
キャスターもウレタン素材なので個人宅のフローリングでも安心です。
同じような特徴のエルアチェアと比較すると、オプティチェアは価格が安くカラーや張地が少ないです。
価格は2万円前後です。
オプティチェアのメリット
- おしゃれな配色
- 疲れにくい特殊加工クッション
- ハイタイプも選択できる
- ウレタンキャスター
- 3年保証
オプティチェアは、背面と座面が別色でパステルカラーのようなかわいらしいデザインを選択できます。
個人宅のリビングに置いてもマッチする見た目で、女性や子供にもオススメです。
座クッションは、エルアチェアと同じくポスチャーサポートスリット加工です。
体圧分散の効果やお尻が滑るのを防ぐため、疲れにくく安定感があります。
カスタマイズでハイタイプを選択できるのでハイデスク、ハイテーブルやカウンターでの使用にも適しています。
エルアチェアと同じくウレタンキャスターを標準搭載。
フローリングなどの傷つきやすい床材でも安心して使えます。
※ナイロンキャスターは選択できません
コクヨ製品なので3年保証付きで耐久性も十分です。
オプティチェアのデメリット
- 機能が少ない
オプティチェアは、ロッキングと座面昇降などの基本的な機能しかありません。
機能は少ないですが、個人宅にも設置しやすい価格とデザインになっています。
ガルト「トレーヴォチェア」インテリアにもなるデスクチェア
佐賀県に拠点を置くメーカー「ガルト(Gart)」のTREVO CHAIR(トレーヴォチェア)シリーズは、仕事専用のオフィスチェアというより、室内装飾としても様になるデスクチェアという印象。
シンプルなチェアなので機能は上下昇降のみです。
価格は1万円前後で安いですが、PUレザーで高級感もあるのでコスパは良いですね!
トレーヴォチェアのメリット
- 安く見えないデザイン
- コンパクト
- 姿勢が良くなる形状
トレーヴォチェアは、PUレザーを使用しているため本革のような風合いが出ています。
PUレザー(ポリウレタンレザー)はランクの高い合成皮革で、本革に近い質感と柔らかい肌触りが特徴です。
背もたれが腰上あたりまでをカバーする程度のサイズ感なので、全体的にコンパクトです。
個人宅でスペースが限られている場合でも、設置しやすいでしょう。
重さも6.5kgなので、女性でも持ち運びできます。
意外と座り心地が良いのもメリットです。
座面から背もたれまでの形状が腰とお尻をしっかり支え、深く座れば良い姿勢をキープできます。
クッション性は少し硬めで、姿勢が安定するのでデスクワークにぴったりです。
トレーヴォチェアのデメリット
- 機能が少ない
- 座面が小さい
- 座面が高め
トレーヴォチェアの機能は上下昇降のみなので、リラックスや体型に応じた細かい調整はできません。
可動部が少ないので、初期不良や劣化に繋がりにくいメリットはあります。
また、座面が小さく、カーブを描いているため、大柄な人にはフィットしません。
座面高は昇降機能で調整できますが、43-51cmとなっていて通常のオフィスチェアよりも2cm程度高めの設計です。身長172cm以上の人は適合しやすいでしょう。
まとめ
機能、カスタマイズ、サイズ、カラー展開については冒頭の比較表でまとめているので、検討に活用してください(*´▽`*)
希望の用途によって分類すると以下のようになります。
感想や分からないことがあればお気軽にコメントしてください。