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プロ/ベーシック比較 違いは5つ「前傾チルト」より「ヘッドレスト」が重要【初代エルゴヒューマン】

オフィスチェアの「初代エルゴヒューマン プロ(Ergohuman PRO)」と「初代エルゴヒューマン ベーシック(Ergohuman Basic)」の違いやどっちのモデルを選ぶべきか基準を解説します。

結論としては、身長が高い人にはプロ、身長が標準以下の人にはベーシックをおすすめします。

このページでは初代エルゴヒューマンについて解説しています。

エルゴヒューマンは2023年8月に大幅なモデルチェンジを行いました。
旧モデル(初代エルゴヒューマン)は生産終了となっています。

全体的に改良された新モデル「エルゴヒューマン2」は、おすすめできる高機能チェアになりました。

エルゴヒューマン プロとベーシックの違い

エルゴヒューマン プロとベーシックの違いは以下の通りです。

  • ヘッドレストの高さの違い
  • プロはチルト機能がある
  • 背面裏フレーム、脚部、アームレストのデザインの違い
  • プロはオットマン一体型モデルがある
  • ベーシックはヘッドレストなしのモデルがある

プロとベーシックの違い1:ヘッドレスト

エルゴヒューマン プロとベーシックの違いで、最も重要な点はヘッドレストの高さの違いです。

(左)プロ|エルゴヒューマン公式サイト:ergohuman.jp/product/ergohuman_pro.php
(右)ベーシック|エルゴヒューマン公式サイト:ergohuman.jp/product/ergohuman_basic.php
図面上ではヘッドレストの高さが5cm違います。

プロモデルはベーシックモデルよりも、ヘッドレストの支柱が4cm長くなっています。
つまり、高身長の人にはプロが合いやすく、低身長の人にはベーシックが合いやすいということです。

身長の目安としては、170cm以上の人であればプロのヘッドレストの方が合わせやすいです。
身長160cm以下の人はプロのヘッドレストが合わない可能性が高いため、ベーシックがおすすめです。

私は、身長が173cmですが、ベーシックではヘッドレストを1番上にしてちょうど良いくらいでした。

ちなみに、ヘッドレストの正しい位置は首の上あたりです(詳細)。

プロとベーシックではフレームの形状に違いがあるため、座面の奥行きやアームレストの高さも若干違います。

プロとベーシックの違い2:チルト機能

プロモデルにしかない独自機能として、チルト機能があります。
チルト機能とは、座面の角度を調整して傾斜を付けられる機能のことです。

しかし、チルト機能はデメリットがあり実用性はとても低いです。

調整に手間がかかる

チルト機能の調整ハンドルは座面裏の後部にあり、座ったままでは調整できません。
イスから降りて、腰をかがめて、調整ハンドルを何度も回してやっと調整できます。

そのときの姿勢に合わせてこまめに調整するような使い方は困難です。
実際には一度合わせてそのまま使用し続けることになります。

体感できるほどの差がない

エルゴヒューマン プロのチルト機能は、調整ハンドルを回すことで、座面後部を最大2cm上げることができます。

2cmまで上げた場合、傾斜角度の差はわずか4度です。
さらに、前傾姿勢の場合は基本的に座面を後ろにスライドするため、傾斜による差はほぼ体感できないレベルになります。

チェアの前傾チルト機能は、本来、前傾姿勢でも正しい姿勢をキープしたりふとももの圧迫を軽減する効果があります。
しかし、エルゴヒューマン プロのチルト機能では、そのような恩恵は受けられないでしょう。

調整の手間と効果が低いことを踏まえると実用性はありません。

実際にチルト調整をして座ってみましたが、体感的には全く同じでした。

プロとベーシックの違い3:デザイン

エルゴヒューマン プロとベーシックでは、デザインが違います。

(左)プロ|エルゴヒューマン公式サイト:ergohuman.jp/product/ergohuman_pro.php
(右)ベーシック|エルゴヒューマン公式サイト:ergohuman.jp/product/ergohuman_basic.php

デザインに大きく違いがあるのは背裏フレームと脚部です。

エルゴヒューマン プロは、背裏フレームが全てアルミダイカスト(アルミ合金)でできています。
背裏フレーム下部はV字型でベーシックよりもスマートな見た目です。
脚部も全てがアルミダイカストで成形されていて、なだらかな曲線に背裏フレームとの統一感があります。

その他にもアームレストの一部にアルミ合金が使用されていたり、アームパッドがプロのほうが少し平らだったり、チルト機能を有する座面裏の形状も若干違います。

プロとベーシックの違い4:オットマン

エルゴヒューマン プロは、内蔵オットマンが一体となった「プロ オットマン」があります。
ベーシックは、オットマン一体型が販売されていません。

オットマンは一体型パーツのため、後付けなどはできません。
内蔵オットマンが必要であれば「プロ オットマン」を検討しましょう。
エルゴヒューマンのオットマンについての解説はコチラ

プロとベーシックの違い5:ロータイプ(ヘッドレストなしモデル)

プロはヘッドレスト付きのハイタイプのみ販売していますが、ベーシックモデルは、ヘッドレスト付きのハイタイプとヘッドレストなしのロータイプの2種類を販売しています。

ハイタイプとロータイプの違いは、ヘッドレストの有無だけでサイズや機能などは同じです。

ヘッドレストが不要の場合は、ベーシックのロータイプを選びましょう。

まとめ

エルゴヒューマン プロとベーシックの一番重要な違いはヘッドレストの長さです。
身長170cm以上ならプロのヘッドレストは合わせやすいです。
身長160cm以下ならベーシックにしましょう。

チルト機能は実用性がないので検討材料にはなりません。

オットマンが必要であればプロ オットマン。
ヘッドレストが不要なら、ベーシックのロータイプ。

その他、デザインの好みや価格で決めても良いでしょう。

「エルゴヒューマン2」は3モデルに変更

エルゴヒューマンは2023年8月に大幅なモデルチェンジを行いました。
旧モデル(初代エルゴヒューマン)は生産終了になり、在庫限りの販売となっています。

ベーシックモデルは生産終了しています。

改良されていて、価格は据え置きなので、新モデルの「エルゴヒューマン2」をおすすめします。

初代エルゴヒューマンでは、以下の6モデルを展開していました。

  • プロ オットマン
  • プロ
  • ベーシック
  • エンジョイ
  • フィット
  • スマート

エルゴヒューマン2は、シンプルな3モデル展開になりました。

  • プロ2 オットマン
  • プロ2
  • エンジョイ2

初代エルゴヒューマンは2023年9月で生産終了し、在庫限りの販売になりました。
エルゴヒューマン2は価格変更なしで販売されているので、迷わず新モデルを選んでください。

エルゴヒューマンを安く買う方法

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  • ポイント還元率が異常に高い
  • すぐ届く
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