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デスクチェアにキャスターはいらない?必要?【メリットデメリット】

オフィスチェアのキャスター

事務椅子では、たいていキャスター付きとなっていますが、キャスター無しのチェアを選択すれば価格が安いことやキャスター付きチェアを使用していて不満に感じることもあるでしょう。

オフィスチェアやゲーミングチェアにはキャスターが必要か、キャスターなしとキャスター付きでのメリットデメリットを解説します。

どちらも一長一短なので使用状況に合わせて使い分けましょう!

キャスターなしのメリットデメリット

キャスターなしのデスクチェアのメリットとデメリットは、以下の通りです。

メリット

  • 価格が安い
  • 軽くて持ち運びやすい
  • 椅子が動かないため静か
  • 様々な姿勢で座れる

キャスター無しの椅子は、キャスター付き椅子と比較すると価格が安いです。

キャスターでの移動はできませんが、軽い商品が多いため、持ち上げて移動することが簡単です。
足裏にフェルトクッションが付いていれば床との摩擦音が鳴りません。

体重移動などで椅子が動かないため、椅子の上であぐらをかいたり体育座りなど足を浮かせる姿勢がとれます。
あぐらをかくことや体育座りは体に良い姿勢ではないですが、気分転換で短時間であれば姿勢を変えることで血行不良や腰痛の予防になります。

他にも、脚裏にフェルトクッションなどが付いていれば、床材との相性を考えなくていいことやキャスター交換やキャスターの劣化などキャスター付き椅子独自のメンテナンスをしなくて良いというメリットもあります。

児童施設や学校、塾などで子供が椅子に座る場合は、キャスターなしの固定脚タイプのほうが落ち着いて学習できるでしょう。

デメリット

  • 椅子に座っての移動ができない
  • 長時間のデスクワークには不向き

キャスター無しの椅子は、座った状態で移動できないため、手の届く範囲しか書類などを置きにくくなります。

また、キャスター付きの事務椅子に比べて固定脚のデスクチェアは簡易的な作りの商品が多く、正しい姿勢の維持をサポートする機能や、耐久性で劣る場合もあります。

姿勢矯正用クッションを使ったり、高性能なキャスター付き事務椅子のキャスターを固定脚に交換することも検討すると良いでしょう。

キャスターありのメリットデメリット

キャスター付きデスクチェアのメリットとデメリットは以下の通りです。

メリット

  • 座ったまま移動できる
  • 椅子の出し入れがしやすい
  • 椅子の機能が多い

キャスター付きのデスクチェアは座ったまま移動できることが大きなメリットです。

すぐ近くにある書類を座ったまま少し移動して取ったり、パソコンのディスプレイとの距離調整も簡単で、体を伸ばしたりといったリラックスできる姿勢も簡単にとれます。

椅子の出し入れもしやすいため、デスクとチェアを使用しないときに、チェアをしまって空いたスペースを有効活用できたり、床掃除も手軽にできます。

肘付きのアームチェアの場合は、キャスター付きのほうが座るときに肘が邪魔になりにくいのでオススメです。

オフィスチェアやゲーミングチェアであれば、正しい姿勢や腰痛をサポートする機能が付いたキャスター付きチェアも種類が豊富です。

デメリット

  • 値段が高いものが多い
  • 重い
  • 勝手にイスが動く
  • メンテナンスが必要

多機能なキャスター付き椅子は値段が高い製品が多いです。
また、重量が重いため持ち運びでの移動には適していません。
僅かな体重移動で意図しない動きをすることもあります。

可動部品なので、劣化や故障に対する修理や手入れが必要になるというデメリットがあります。

キャスターは薄いプラスチックでできているため、長期間使用すると経年劣化などで破損したり髪の毛などのゴミが詰まって動かない状態になることもあります。

また、床材との相性が悪いと床が傷付くことやゴロゴロと音が鳴ることもあるでしょう。

このような問題はキャスター交換で解決できますがめんどうに感じる人もいることでしょう。

キャスターの改善・修理方法はコチラ

まとめ:結局どっちが良いの?

上記のメリットデメリットをふまえて状況別におすすめのタイプを説明します。

短期間、短時間の使用にはキャスターなしのチェアがオススメ

一時的な在宅ワークでデスクチェアが必要な場合や、1日に1~2時間程度しか使用しないという場合は、安い上に持ち運びに便利なキャスターなしのデスクチェアがオススメです。

屋外使用にはキャスターなしがオススメ

屋外で休憩などに使用するチェアは、キャスター付きであれば風などで大きく移動してしまい思わぬ事故に繋がることもあるのでキャスターなしがオススメです。

子供が使用するならキャスターなしがオススメ

子供がキャスター付きの椅子に座ると、ついつい前後左右にイスを動かしたりしてしまいがちです。
キャスターなしのイスであれば、子供も集中しやすいのでオススメです。
学習机などに付属する学習椅子では、座るとキャスターが固定されるものもあります。

長期間、長時間の使用にはキャスター付きがオススメ

キャスター付きチェアの方が機能が豊富で耐久性も優れている商品が多いため、会社や在宅ワークなどの仕事で使う一日中座るような椅子についてはキャスター付きのオフィスチェアがオススメです。

キャスターが付いていることで足を伸ばすなど手軽にリラックスできます。
キャスター付きのオフィスチェアを固定脚に交換することも可能です。

肘付きチェアを検討しているならキャスター付きがオススメ

アームチェアの場合、固定脚タイプだと椅子に座るときに肘が邪魔になります。
なので、動かしやすいキャスター付きのチェアがオススメです。

省スペースならキャスター付きがオススメ

オフィスや在宅ワークでスペースが限られている場合はデスク下での出し入れが簡単なキャスター付きがオススメです。
ただし、製品によっては、サイズがかなり大きいものもあり、場所を取ってしまう場合もあるためサイズ確認をしっかりしておきましょう。

感想や分からないことがあればお気軽にコメントしてください。

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